一般的な風邪の原因となるウィルスには抗生物質は効きません。
抗生物質は細菌を退治するお薬で、ウイルスを退治する抗ウイルス薬ではないからです。
今年3月に厚生労働省は、軽い風邪や下痢の患者に対する抗生物質の処方を控えるように手引書を出しました。抗生物質は効かないだけでなく、抗生物質の副作用の問題や抗生物質の乱用による耐性菌の出現の問題があります。
風邪に対する特効薬は無く、対処療法が中心になります。
また、一般的な風邪とインフルエンザは全くの別物です。
急に気温が低い日が続くようになりました。常日頃より手洗いやうがいを励行し、暖かくして十分な睡眠をとるようにして下さい。