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大腸がんは予防できるか  - 便潜血検査について -

[2017.09.17]

大腸がんは近年増加傾向にあり、男女ともに2番目になりやすい癌です。(2012年の最新がん統計による)

癌は一般的に早期発見、早期治療が重要で、その事は大腸がんでも変わりません。

 

大腸がん検診としては、便潜血検査が行われています。

便に血液が混じっているかどうかを調べることで、大腸疾患(炎症、ポリープ、癌)の可能性が高い人と低い人を分けています。簡便な検査で費用対効果も高いことから広く普及しており、一般的に40歳以上の大腸がん検診として自治体や会社などの検診として行われます。当院で行うことも可能です。

 

便潜血陽性であれば、精密検査として大腸内視鏡検査や注腸検査が行われます。

 

ただし、重要なことは便潜血陽性でも必ず大腸に病気が見つかるわけでもなく、また便潜血陰性でも大腸に病気が無いとは言えない事です。

あくまで病気の存在リスクの高いグループと低いグループを分けているに過ぎません。

 

当院でも便潜血陰性の患者様に行った内視鏡検査で、大腸ポリープや大腸がんが見つかることがあります。

便潜血検査を受ける事は、大腸がん予防のはじめの一歩といったところでしょうか。

繰り返しになりますが、陰性でも大腸疾患がないとは言えないことを知っておくべきでしょう。

 

当院では大腸疾患(炎症、大腸ポリープ、大腸がん)の早期発見、早期治療を目的に積極的に大腸内視鏡検査を行っています。

ご希望の方はご連絡ください。

 

 

 

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