検診で便潜血陽性となった方へ
[2018.12.03]
便潜血検査は大腸がんの1次検診として広く行われています。
通常、2回法と言って、2回検便を提出して1回でも陽性が出た場合は精密検査を受けることになっています。
簡便でコストも安く非常に優れた検査と言えます。
ただし、便潜血検査で『要精検』と結果が出たのに精密検査を受けない方がおられるのと、陰性でも絶対大丈夫とは言えない点が問題であると考えています。
当院では便潜血検査で陽性となった方に全大腸内視鏡検査を受けていただいています。
異常を認めた場合は組織を採取したり、ポリープを認めた場合はその場で治療を行えるメリットがあります。
大腸内視鏡検査をご希望の方は原則として一度来院頂き、事前の採血や下剤・洗浄液の説明およびお渡しする必要があります。
電話もしくはインターネットから診察の予約を取って頂きますようにお願いします。