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便潜血検査

[2018.02.27]

大腸がんは増加傾向にある病気です。

40歳を超えたらまずは便潜血検査を受けましょう。便潜血検査は大腸がんの死亡率を低下させることが分かっています。

便潜血検査で陽性(便に血が混じっている)と判定された場合は速やかに大腸内視鏡による精密検査をお勧めします。

 

便潜血検査で陽性が出たにもかかわらず、精密検査を受けないのはやめましょう。

また、再度の便潜血検査は無意味です。

 

便潜血検査は簡便で検診として行うには実施費用も少なく、費用対効果に優れた良い検査です。

しかしながら、毎年の便潜血検査で陰性が出ているからと言って大丈夫という保証はありません。

便潜血検査陰性でも大腸ポリープや大腸がんがある場合があります。

 

大腸がんになりたくないと強く思われる方は、積極的に大腸内視鏡を受けることをお勧めします。

40歳を超えたら、遅くても50歳までには一度受けましょう。

ましてや、出血がある、お腹が痛い、便が細い、急に便秘になった等の自覚症状がある方、また血縁者に大腸がんや大腸ポリープの罹患歴がある方は早目の検査をお勧めします。

 

大腸がんは早期発見、早期治療によって治る可能性の高いガンです。

また、前がん病変である大腸ポリープを切除することで、大腸がんを発症する可能性が低下します。

 

いきなりの大腸内視鏡に抵抗のある方は、まずは便潜血検査を受けましょう。当院でも実施していますのでご相談ください。

ただし、便潜血検査の限界を知っておくことも重要です。

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